このブログは主に中高年サラリーマンの転職・副業・在宅・年金・投資ガイドです。
その割にはここまで副業に関する情報を一度も書いていませんでしたので、今回は副業について書いてみたいと思います。
そもそも公務員やサラリーマンの長所、短所を考えた時、長所は何と言っても収入が安定していることが挙げられるでしょう。
例えば自営業の場合、リーマンショックやコロナのような急な景気悪化には極めて弱く、このような事態になれば大幅な収入減はもちろんのこと、一気に経営破綻、自主廃業、失業者になる可能性は高いでしょう。
コロナで大騒ぎだったおよそ2年半、いわゆる国が行動制限を連発していた時期は、国や自治体からの支援金で何とか生き延びたお店や会社も多かったはず。
急な景気悪化に弱いのは非正規の方も同じで、リーマンショックやコロナ騒動などのたびにマスコミを賑わせる派遣切りなどで、突然職を失う例も散見され、この問題は相当騒がれた割にはほとんど解決されていない現代日本の恥部のようなものかも知れません。
しかしサラリーマン(正社員)の場合は景気悪化でボーナスが減額されるケースはあるにしても、急に給与の支給が無くなったり、来月から突然無職になる可能性はかなり低いと思います。
これは、昨今ではむしろ悪法とまで言われている日本の労働基準法の制約のために、不景気だからといってたちどころに正社員を解雇することは難しいからです。
サラリーマン(正社員)の長所は自営業や非正規の方に比べて収入が安定していること。
これはやはり大きな長所だろうと思います。
それではサラリーマンの短所は何か?
これは色々な意見があるとは思いますが、私自身は「サラリーマンは自分では稼ぐ能力が無い」ということだろうと考えています。
多くのサラリーマンは仕入れ、販売、配送、集金、総務、経理、人事、管理など、一連の企業活動の一部の仕事しか経験がありませんので、会社を辞めた後に何かしようと思っても、何から手をつければいいか分からない人がほとんどでしょう。
したがって退職して会社から離れてしまうと、次に雇ってもらえる会社を探す以外に収入を確保する手段が無くなってしまいます。
会社からの給与だけに頼る一本足打法は、長く続けているとそれ以外に収入を得る手段がなくなってしまい、会社を退職してしまうと極端に言えば路頭に迷うことになってしまいます。
しかしもし仮に、サラリーマン時代から副業でもう一つの稼げる方法を身につけていたら…
このような視点に立って『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』を書かれたのが坂下 仁氏ですが、この方は2022年8月6日付けのDIAMOND ONLINEで非常に興味深い記事を書かれています。
これはタイトルの通り、所有車(マイカー)を貸すことによって自ら「レンタカー事業」を始めてしまうことだそうですが、元来、金食い虫の代表選手のようなマイカーが、逆にお金を生み出すことになると、あまりにも簡単な副業で美味しい話ですね。
しかもカーシェアリングを始めたいと思い立った場合は、Anyca(エニカ)やGO2GO(ゴーツーゴー)など、カーシェア専用ののマッチングサイトに登録するだけで、誰でも簡単に開始できるとのこと。
(上記のサイトに詳しく書かれていますが、たとえばAnycaでマイカーをシェアしている人の1台あたりの平均受取金額は、月々2万5,000円、年間の副収入は30万円になるそうです)
ここまで読まれた方は、普段ほとんど乗っていない自分の車が、年間30万円稼いでくれるとかなり楽だなと思われるでしょうが、実はこの仕組みの凄いのはここからです。
カーシェアリングは手間も税金も新たな出費も発生しないので、お金を失う心配が全く無いし、厳密に言えば副業にも当たらないので会社の就業規則違反にもならない!
なぜ税金がかからず会社の就業規則違反にもならないのか?
それは坂下氏の記事を読んで頂くしかありませんが、普段あまり乗らない車が年間30万円稼ぎだし、税金もかからなければ会社の就業規則違反にもならないとしたら、検討してみる価値はありそうですね。
私は坂下氏の記事を読んだ時、果たしてこの人は信頼できるのかと思ってプロフィールなどを確認しましたが、この方は元々はメガバンクの行員として、20年以上個人の資産形成と数千件の法人融資などに関わってこられたそうで、経歴から判断すると、おそらく思いつきだけで記事を書くようなことのない方。
・手間がかからない
・新たな出費もかからない
・税金もかからない
・それでいて毎年30万円の収入が期待できる
これらのことに興味がある方は、これからの稼ぎ方の一つのノウハウとして、検討して頂ければと思います。